2019.02.27 23:07細胞「The Cell」に菊水、戸張が寄稿しました。 ニュー・サイエンス社の細胞「The Cell」2019年2月号に菊水が特集【社会を形成するホルモンの機能】を特集し、菊水と戸張が寄稿しました。
2019.02.19 22:58早期に離乳されたマウスが不安行動を示すようになるメカニズムを明らかにしました。ヒトを含めた動物は、幼少期の社会環境、特に母子間の影響を強くうけます。早期に母から離乳されたマウスでは、生涯にわたり不安行動を示しますが、そのメカニズムが明らかになりました。早期離乳マウスでは、離乳後に高いグルココルチコイド分泌が続きます。このグルココルチコイドが脳の前頭葉という場所に作用し、神経細胞の機能維持にかかわる脳由来神経栄養因子の発現を低下させます。このグルココルチコイド>前頭葉>脳由来栄養因子のカスケードが抑制されることが、不安の原因であることを明らかにしました。伴侶動物学研究室の、先輩から後輩に引き継がれた12年間にわたる努力の結晶です!
2019.02.17 23:14遺伝子から解き明かす「性」の不思議な世界戸張、菊水が寄稿した、「遺伝子から解き明かす「性」の不思議な世界)が出版されました。あなたは男ですか、それとも女ですか、自信をもって言えますか?自由さと頑強さをあわせ持つ性について、魚や両生類から鳥や昆虫、ヒト、植物に至るまで多くの生き物を取り上げ、それぞれ固有の性の特徴、また共通して見られる特徴を紹介し、生き物にとって性とは何かを、豊富なビジュアル群とともに解説。
2019.01.31 23:13実験医学特集号「腸内細菌叢」に寄稿しました。目次序【大野博司】概論-拡大・深化する常在細菌叢研究【大野博司】第1章 常在細菌叢の基礎と解析技術1.ロングリードシークエンサーを用いたヒトマイクロバイオーム解析の新展開【須田 亙】2.メタゲノムデータの情報解析とデータベース【村上 匠,森 宙史,黒川 顕】3.de novoアセンブリの新技術とメタゲノムへの応用【梶谷 嶺,伊藤武彦】4.マイクロバイオームの数理モデル【高安伶奈】5.マイクロバイオームの1細胞解析技術の現状【雪 真弘,大熊盛也】第2章 常在細菌叢と生理・病理Ⅰ 免疫・腫瘍免疫の制御1.腸管上皮細胞の粘膜バリアによる腸内細菌制御【奥村 龍,竹田 潔】2.腸管IgAによる腸内細菌制御【石垣佳祐,新藏礼子】3.共生細菌が制御する自然リンパ球と...