准教授 水野谷航
食肉は生物の組織で言うと骨格筋にあたります。私たちは、骨格筋を構成する筋細胞の特性から、食肉の食品としての特性(風味や硬さ)を明らかに出来ないか、そしてそれらの特性を制御してより良い食肉あるいは食肉製品を創り出せないか、家畜と野生鳥獣を対象に研究を進めています。具体的には以下のテーマについて取り組んでいます。
1. 筋線維タイプからアプローチする食肉のおいしさの検討
2. 野生鳥獣肉の価値向上に資する新規技術開発
3. 海産植物を粗飼料とする肉用家畜の肥育方法の検討
麻布大学 獣医学部 動物応用科学科
動物に関する生命科学を土台に、動物に関する実践的な学びを深めていきます。 強靭な基礎力に裏打ちされた上での、バイオ技術、人工授精や繁殖、野生動物の管理、家畜の福祉、イヌやネコ、馬との共生効果など幅広く学び、そしてその分野の研究を発展させて社会貢献に寄与します。 このような、人と動物のさまざまな接点で活躍できる人材を、「動物実践的ジェネラリスト」として育て上げます。
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