乳肉卵の経済 ー動物性食品のビジネスー

教授 大木 茂

動物資源が現代社会のなかでどのように存在し、利用されているのか、そしてその背景は?

そういった問いに対し、経済学をはじめとする社会科学的な視点から研究するのがこの研究室です。

具体的には、欧州でいち早く取り組みが進められ、アメリカでも最近関心が高まっているアニマル・ウェルフェアに配慮した畜産食品の生産・流通・消費の動向を、鶏卵を中心に実態を把握し、その展開構造を明らかにしようと研究しています。そのことを通じて、日本での適用に際しいかなる課題を克服すればいいかわかるからです。