講師 戸張 靖子
人間が飼いならしてペットや家畜にできた動物は限られています。ジュウシマツは、約250年前に中国から輸入されたコシジロキンパラが祖先です。野生種のコシジロキンパラと比べて家禽種のジュウシマツは、おっとりしていて、発声が複雑です。私達は、コシジロキンパラとジュウシマツの比較を通して、家禽化が「どうやって」起きるのかを、遺伝子や神経回路レベルで明らかにするために研究を進めています。その他に、日本ウズラの求愛発声である「雄叫び」についても研究しています。
麻布大学 獣医学部 動物応用科学科
動物に関する生命科学を土台に、動物に関する実践的な学びを深めていきます。 強靭な基礎力に裏打ちされた上での、バイオ技術、人工授精や繁殖、野生動物の管理、家畜の福祉、イヌやネコ、馬との共生効果など幅広く学び、そしてその分野の研究を発展させて社会貢献に寄与します。 このような、人と動物のさまざまな接点で活躍できる人材を、「動物実践的ジェネラリスト」として育て上げます。
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